「パナソニック ふとん掃除機 MC-DF100C」はパナソニック製のハンディ型ふとんクリーナーです。
業界初の「赤外線センサー」を搭載。ハウスダストを発見するとランプが点灯して取り残しを防ぎます。ノズルには布団の表面を叩きながら吸引する「W回転ローラー」を採用。吸込仕事率180Wの強力パワーと4層フィルターでゴミをしっかりキャッチします。
後継機種は「パナソニック ふとん掃除機 MC-DF110C」です(2015年11月発売)
目次
製品情報
パナソニック ふとん掃除機(パックレス) 赤外線センサー搭載 ピンク MC-DF100C-P
「ふとん掃除機 MC-DF100C」は、パナソニック株式会社(本社:大阪府門真市)が初めて発売したハンディ型「ふとんクリーナー」です。
日本の布団クリーナー市場は、これまでは韓国・ブカンセムズ社の「レイコップ」シリーズに代表される海外メーカー製品が牽引していましたが、国内大手のパナソニックが同ジャンルに参入するということで非常に注目されています。
「ふとん掃除機 MC-DF100C」の本体カラーは「ピンク」と「ホワイト」の2種類。付属品は「ふとん用ノズル(赤外線センサー付き)」「小型ノズル」「すき間用ノズル」の3点です。
機能・性能
掃除システム
掃除システムは「W回転ローラー」で「たたき」「吸引」するシンプルなものです。ただしレイコップのように「紫外線ランプ」で除菌を行う機能はありません。
ヘッド・ノズル
ノズルは「W回転ローラー」と名付けられた特殊なタイプです。ノズル幅は約25センチあり、中央の「かき出しブラシ」の前後に回転ローラーが設置されています。これにより布団の上を軽くたたきながらダニ・花粉などを表面に浮かせます。また使用中に布団への吸い付きを抑える効果もあるそうです。浮き出したゴミは「かき出しブラシ」でかきとり吸引されます。
集じん方式
集じん方式は「フィルター式」を採用しています。紙パックを使用しない「紙パックレスタイプ」なのでランニングコストがかかりません。フィルターは「メッシュフィルター」「スポンジフィルター」「不織布フィルター」「プレフィルター」の4層構造。アレル物質を約99パーセント以上除去する性能があり、吸引したダニの死滅率は約99パーセントだそうです。
その他
最大の特長は「赤外線センサー」の搭載です。これは文字通り「赤外線」を利用して異物を検知するセンサーのことでノズルの基部に内蔵されています。ノズルを通過する空気にゴミやダニが混じっていた場合、ランプが点灯してお知らせします。センサーの精度は「約70μm以上」なので、これより大きいサイズのゴミを見つけられます。
この他に机や棚の上・カーテンを掃除できる「小型ノズル」、窓のサッシやソファに最適な「すき間用ノズル」が付属品として用意されています。
使用方法
本機の使い方は非常にシンプルです。まず好みのノズルを選んで本体に接続します。次にコードを伸ばして電源プラグをコンセントに接続します。取っ手を持ちながら電源スイッチを「入」にすると吸引を開始します。掃除が終わったら電源スイッチを「切」にすると運転を停止します。
吸い込んだゴミは「ダストボックス」にたまります。ゴミ捨ての方法ですが、まず「ダストボックス着脱ボタン」を押してダストボックスを取り外します。次にツマミを引っ張ってフィルターを外し中のゴミを捨てます。フィルターに付着したゴミは軽くはたいて落としてください。フィルターを確実にセットしてダストボックスを再び本体に取り付けるとゴミ捨て完了です。
使用中に「冷却穴」から風を吸い込んだ場合、ゴミが詰まっているのでダストボックスと「フィルター部」のお手入れが必要です。通常は軽くはたくかティッシュで汚れを拭き取るだけで大丈夫ですが、汚れが気になる時は水洗いも可能です。
製品仕様
発売年月 | 2014年6月 |
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メーカー | パナソニック |
型番 | MC-DF100C-P(ピンク) MC-DF100C-W(ホワイト) |
ノズルタイプ | ふとん清潔ノズル(回転ブラシ) |
集じん方式 | フィルター式 |
集じん容積 | 0.4L |
寸法 | 本体:幅12.6センチ*奥行き36センチ*高さ17.2センチ ふとん清潔ノズル付き:幅25.1センチ*奥行き55.7センチ*高さ17.2センチ |
質量 | 本体のみ:1.9キロ ふとん清潔ノズル含む:2.3キロ |
電源方式 | コード式(5m) |
消費電力 | 700W |
吸込仕事率 | 180W |
運転音 | 約76dB |
付属品 | 小型ノズル、すき間用ノズル |